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過食嘔吐―スランプがくる前に考えたいこと

16 時間前
読了時間: 3分

過食嘔吐には、「スランプ」と呼びたくなるような時期があります。

食べるだけ食べたのに、吐けない。

いつもなら吐けるのに、今日は吐けない。

そんなときの絶望感は、経験した人にしか分からないかもしれません。


でも、そんな「吐けなくなる時期」が来る前に、少しだけ考えてみてほしいことがあります。


また繰り返したっていいんです。

ただ、「いつか吐けなくなるときが来るかもしれない」と、ほんの少し考えてみる。

それだけでも、今までとは違うところに目が向くかもしれません。


では、そのために何から始めればいいのでしょうか。


過食嘔吐―スランプがくる前に考えたいこと



■ 過食のスイッチを探す

過食したくなる前に、「決まったきっかけがなかったか」を気にしてみましょう。


それは、寝不足だったり深酒だったり、何かしらのスイッチがあるはずです。

「また食べてしまった」と考えるだけではなく、その少し前まで戻ってみる。


何があったのかを振り返るだけでも、自分の行動パターンに気づくきっかけになります。

そして、気づいたスイッチには、できるだけ近づかない工夫をしてみることも大切です。

そのスイッチから少し距離を置くだけで、過食への流れそのものを防げることがあります。



■ スイッチの先になにがあるのか

過食スイッチを減らしても、根本的な解決とはなりません。

スイッチは、あくまで入り口にすぎないからです。


寝不足や深酒をすると、普段なら我慢できていることが、我慢できなくなります。

誰かに言われた一言が、いつもより重く残ったり。

本当は嫌だったのに、飲み込んだ気持ちが、急に顔を出したり。


理性のガードがゆるむことで、抑え込んでいた感情や、言葉にできない気持ちが表に出やすくなるのです。


すぐに答えが出なくても構いません。

そのとき、何に感情が動かされていたのか。

本当は何が嫌だったのか。

誰かに対する怒りだったのか、それとも、寂しさだったのか。


すぐに答えを出そうとせず、一つずつ整理していきます。

スイッチの奥にあるものを見ていくことで、初めて見えてくるものがあります。



■ 過食嘔吐だけを止めようとしない

過食嘔吐をやめることだけを目標にすると、食べることや吐くことばかりに意識が向いてしまいます。


しかし、その行動の前には、何らかのきっかけやストレスがある場合があります。

まずは、過食したくなったときに、その直前まで何があったのかを振り返る。


そこから、過食のスイッチを探し、できるだけ近づかない工夫をする。

そして、スイッチによって表に出てきた感情に、気づいていく。


過食嘔吐という行動だけを見るのではなく、その前にあるものにも目を向けていく。


それは、繰り返してしまう自分を責めるためではなく、なぜその行動が必要になっているのかを知るためです。


過食嘔吐をやめたいと思っているのに、なかなかやめられない。

そのことだけで、自分を責める必要はまったくありません。


行動の前にあるものにも目を向けることで、問題を整理する一つの手がかりが見えてくることがあります。



 
 
 

コメント


おおたに ゆう

1970年神奈川県生まれ​

​

事務職やトリマー、水商売など、さまざまな経験を経し、多くの人やしっぽたちと関わる中で、こころのケアの大切さを実感しました。


ノンバイナリー・Aセクシュアルとして生きてきた経験から、性別やセクシュアリティにとらわれず、一人ひとりの気持ちに寄り添います。​

​​

■経歴:1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設
■家族:2にゃんず、サボテン
■趣味:お酒を飲みながら料理すること、野菜の室内栽培

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