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ペットを見送る日のために―準備しておくこと

  • 3月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月28日


いつかその日が来ることは、わかっている。

けれど、考えたくなくて後回しにしてきた。


その気持ちは、とても自然なことです。


考えたところで悲しくなるだけだし、まるでお別れを現実として受け入れるようで、どうしても踏み出せませんよね。



でも、いざそのときが来ると、想像以上にこころも身体も動かなくなってしまいます。


必要なことを調べるだけでも苦しい。

電話一本かけることさえ、大きな負担になります。



特に一人暮らしの場合、すべてを一人で抱え、一人で動かなければなりません。


元気な今のうちに少しだけ整えておくことは、お別れを早めることではありません。

大切な備えであり、未来の自分を助けてくれる「ゆとり貯金」になります。


ペットを見送る日のために―準備しておくこと


■ ターミナル期に考えておくこと

状態が落ち着かなくなってきたら、かかりつけ医に「これからどう向き合うか」を相談してみましょう。

・治療を続けるか

・苦痛を和らげる緩和ケアに切り替えるのか


答えは一つではありませんし、正解もありません。



どんな選択をしても、「もっとこうしてあげればよかった」という思いは残るものです。

だからこそ、突然迫られて決めるのではなく、少し前からこころの準備をしておくほうが、後悔を減らすことができます。


仕事をどう調整するか、側にいられる時間をどう確保するかも、できる範囲で早めに考えておきたいところです。



■ 旅立ちの後に必要な準備

ペットが旅立った後、まずは体を安置するための準備が必要になります。


・保冷剤

・棺(ダンボールなど)


これらをあらかじめ手元に用意しておくだけで、悲しみの中で慌てずに済みます。


また、火葬をどこへ依頼するのか(ペット霊園か、移動火葬車か)の連絡先と、費用の目安を事前に調べておきましょう。


それだけで、その日の負担はずいぶん軽くなります。



見送ったあとの自分を助ける備え

見送ったあと、多くの人は想像以上に疲れ果ててしまいます。


気力が落ちた状態では食事の準備も負担になり、何もする気になれなくなる人もいます。



元気な今のうちに、以下のような「自分のための備え」も少しだけ用意しておくと安心です。


・日持ちする食料のストック(買い出しや調理の手間を減らし、体力を守るため)

・頼れる人や相談先の連絡先の整理(一人で抱え込まず、きつくなったときにすぐ連絡できるようにするため)




その日が来てほしいと思う人はいません。

それでも、備えがあることで救われることがあります。




見送る日の準備は、死を待つためのものではありません。

ペットとの最期の時間を、少しでも穏やかに、大切な時間のまま過ごすための準備です。


コメント


おおたに ゆう

1970年神奈川県生まれ​

事務職やトリマー、水商売など、さまざまな経験を経し、多くの人やしっぽたちと関わる中で、こころのケアの大切さを実感しました。


ノンバイナリー・Aセクシュアルとして生きてきた経験から、性別やセクシュアリティにとらわれず、一人ひとりの気持ちに寄り添います。

​​

​1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設。

​しっぽ同居歴=年齢

ノンバイナリーとして生きづらさを抱えつつ、しっぽたちに癒やされ今がある。

■経歴:1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設

■しっぽ同居歴=年齢と同じ
■家族:2にゃんず、サボテン
し趣味:お酒を飲みながら料理すること、野菜の室内栽培

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