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遊びに行ってもいい?―亡くした子へ罪悪感を抱いてしまうとき

  • 8月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前


「遊びに行ってもいいかな?」

ペットを亡くしたあと、誘われた予定や楽しみにしていた計画を前に、そう迷うことがあります。


笑っていいのかな。

楽しんでいいのかな。

あの子がいなくなったばかりなのに、自分だけ遊ぶなんて……。


そんな罪悪感から、予定を断ってしまう人もいるかもしれません。


遊びに行ってもいい?―亡くした子へ罪悪感を抱いてしまうとき


■ 自分の心に問いかけてみよう

「遊びに行ってもいい?」と自問するということは、本当は「行きたい」と思っている証拠かもしれません。


遊びに行くこと=悪いことではありません。

あなたが笑ったからといって、あの子と過ごした時間が消えるわけではないのですから。



■ 楽しむことは、忘れることではない

「楽しく過ごしたら、あの子を忘れてしまうのでは」と不安になることもあるでしょう。


けれど、名前を呼んだこと、そばにいてくれたこと、触れたぬくもり―

そうした日々は消えません。


笑うこと、話すこと、美味しいものを食べること。

それらは少しずつ日常を取り戻す歩みであり、あの子との思い出を置き去りにすることとは違います。


あなたが戻る日常は、あの子がいた日々のその先にあるのです。



■ 気持ちが向かないなら、無理しなくていい

「今はまだ遊ぶ気になれない」

「行っても後悔しそう」

そう感じるのなら、行かないという選択もあります。


「亡くなったばかりだから行ってはいけない」

逆に、「早く普通の生活に戻らなきゃ」と自分を追い詰める必要もないのです。



■ 笑えるようになったことを、責めないで

ふと笑った瞬間、「悲しまなきゃいけないのに……」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。


でも、悲しみと笑顔はどちらか一方しか持てないものではありません。

悲しいまま笑うことも、寂しいけれど楽しい時間を過ごすこともあり、そのあとまた寂しくなっても、それでいいのです。


愛していたからこそ、いなくなったことが胸に響く。

その気持ちを抱えながらゆっくり歩んでいくこと 。

それこそが、あの子との時間を生き続けることなのだと思います。



■ 「行ってもいい?」より「どうしたい?」

迷ったときは「行ってもいいのかな」と許可を求めるのではなく、

「今の私はどうしたい?」と自分自身に問いかけてみてください。


行きたいなら行けばいい。

まだ気持ちが向かないなら延期してもいい。


どちらを選んでも、あの子を大切に思う気持ちは変わりません。

正解を探すより、自分の心をやさしく受け入れてあげてください。


あの子とよく行った公園へ散歩に行く、いつもの道を歩いてみる。

そんな過ごし方から始めてみてもいいのです。


コメント


おおたに ゆう

1970年神奈川県生まれ​

事務職やトリマー、水商売など、さまざまな経験を経し、多くの人やしっぽたちと関わる中で、こころのケアの大切さを実感しました。


ノンバイナリー・Aセクシュアルとして生きてきた経験から、性別やセクシュアリティにとらわれず、一人ひとりの気持ちに寄り添います。​

■経歴:1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設
■家族:2にゃんず、サボテン
■趣味:お酒を飲みながら料理すること、野菜の室内栽培

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