ペットロスとスピリチュアル―こころを守るために
更新日:10月24日
「あの子は今、どこにいるんだろう」
ペットを亡くしたあと、そう思わずにはいられないときがあります。
もう一度会いたい。
あの子は苦しまなかっただろうか。
そんな苦しさから、スピリチュアルな世界に目を向けることは決しておかしなことではありません。
ただ、答えを求めすぎると、かえって悲しみと向き合えなくなることもあるのです。

■ 「答え」に逃げると、悲しみが置いていかれる
「あの子からのメッセージです」
そう言い切ってもらえると、一瞬でこころが軽くなったように感じるかもしれません。
でも、本当は泣きたい気持ちがあるのに「意味づけ」できれいに片づけてしまうと、
置ききれなかった悲しみがこころの奥にそっと残ったままになります。
前に進むために本当に必要なのは、正解を探すことではなく、湧き上がる思いを一つひとつ
受け止めていく時間なのです。
■ その情報であなたのこころは落ち着いていますか?
スピリチュアルな言葉に触れて、ほっとする瞬間はあっていいと思います。
でもそこから、
「もっと調べなきゃ」
「見逃したらどうしよう」
と、胸がざわつきはじめたら――
それはもう、こころを癒すものではなくなっているサインです。
■ 「こうしなきゃ」に、自分を追い込まないで
「こうしないと、あの子が安心しない」
そんな言葉に焦らされる必要はありません。
あなたがあの子に注いできた愛情は、誰かの言葉で測られたり、否定されたりするものではないからです。
■ 答えよりも、まず「気持ちに寄り添う」こと
その話が正しいか間違っているかより、ずっと大事なのは
それを聞いたあと、ちゃんと自分の悲しみと向き合えているか、ということです。
何かにすがりたくなる気持ちは、痛いほどよくわかります。
だけど答えに飛びつく前に、今の自分の気持ちにそっと寄り添ってあげてください。
それが、ゆっくりとでも
前に進んでいくための、いちばん確かな一歩になります。




