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ペットの看取り―正解を探してしまうとき

  • 3月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月27日


最期の時間をどう過ごすか。

その問いに向き合ったとき、人はどうしても「正解」を探してしまいます。


治療を続けるべきか。

それとも、何もしない方がいいのか。


どちらを選んでも、あとから考えてしまう。



「あのとき、別の選択をしていたら」と。


ペットの看取り―正解を探してしまうとき


■ 一つの考え方だけが広がっていく怖さ

最近、「無理な治療はしない方がいい」という考え方を目にすることが増えています。

もちろん、それ自体が間違いとは思いません。


ただ、それだけが正解のように広がってしまうことに、怖さも感じています。

命の終わり方は、本来もっと個別で、一つにまとめられるものではないはずだから。



■ 選択の反対側に、答えを置いてしまうことがある

病院で最期を迎えたあとに、「通院させなければよかったのではないか」と感じる人もいる。

反対に、家で看取ったったあとに、「もっとできたことがあったのでは」と思う人もいる。


人は強い後悔を感じたとき、その反対側に「本当の正解」があったように思えてしまうことがあります。


でも実際は、どちらか一方が正しいと決められるものではないのです。

そのときの状況の中で、その子のことを考えて選んだ時間があったはずだから。



■ 「何もしない」がすべて正しいわけではない

一方で、少し立ち止まって考えたいことがあります。

医療的にできることがあるのに、最初から何もしないと決めてしまう選択をする考え方です。


経済的な事情や考え方は人それぞれあります。

だからこそ、外から簡単に否定できるものではありません。


ただ、医療の手を借りることで、その子が今感じている苦痛や痛みを和らげられるケースもあります。


「飼い主の後悔がないからそれでいい」と、本当に言い切ってしまっていいのか。


その選択肢まで最初から閉ざしてしまうことには、少し慎重でありたいと感じています。



■ 大切なのは「正解」ではなく、向き合い方

どんな選択にも、理由があります。

そして多くの場合、それは「その子のために」と考えた結果のはずです。


だからこそ、どちらか一方を正解として決めつけるのではなく、


「そのときどう向き合っていたか」

「どれだけ考えていたか」


そこに目を向けることの方が、ずっと大切なのかもしれない。


コメント


おおたに ゆう

1970年神奈川県生まれ​

事務職やトリマー、水商売など、さまざまな経験を経し、多くの人やしっぽたちと関わる中で、こころのケアの大切さを実感しました。


ノンバイナリー・Aセクシュアルとして生きてきた経験から、性別やセクシュアリティにとらわれず、一人ひとりの気持ちに寄り添います。

​​

​1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設。

​しっぽ同居歴=年齢

ノンバイナリーとして生きづらさを抱えつつ、しっぽたちに癒やされ今がある。

■経歴:1997年からチャット悩み相談室「だめ姉さんの保健室」を開設

■しっぽ同居歴=年齢と同じ
■家族:2にゃんず、サボテン
し趣味:お酒を飲みながら料理すること、野菜の室内栽培

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